？？　ネットゲームの疑問　？？

●　第一回　「ネットでの会話」について考える

記念？すべき第一回の考察項目は「ネットでの会話」です。

ネットでは文字だけのやりとりが全てなので、相手に自分の気持ちを伝えることが難しいです。

冗談のつもりの発言が相手には冗談で通らないってことも十分起こることです。そこで考えられたのが、文面の末尾に感情を表現する（笑）・（泣）・（怒）などの付加です。

これは見た通り漢字で感情表現をする方法で（微笑）・（苦笑）・（笑）・（爆笑）などその感情の強弱も表現することが出来るので今でも使っている人はいますね。

ネットの世界では古来文字を省略する習慣があります。海外でも「Thank you」⇒「ｔｈｘ」や「No problem」⇒「np」など省略して使われています。

近年ではインターネットの普及により言葉の壁対策？として「顔文字」が多く利用されています。いくつかの例を紹介すると

海外：　：-)　：-|　（横に寝かせた表記）

日本：　(^^)　(T_T)　(-_-#　

他によく利用されるのが「ありがとう＾＾」と文面の最後に顔文字の目の部分だけで感情表すのも今ではスタンダードとなっていますね。

さてここで、いつも使用方法について議論が交わされる表記があります。

そうです。「ｗ」の使用方法です。これは使い方によっては相手を非常に不快な気分にさせてしまうので使い方には十二分に注意して欲しいですね。

では会話の流れを見て頂きましょう。（Aさんは武器が欲しく、Bさんが売るという流れです）

会話パターンA

A：　武器売ってくださ〜い

B：　ありますよ＾＾

A：　おいくらですか？

B：　１Kでいいですよ＾＾・・・（１K＝１０００）

A：　買います！

B：　では、倉庫でお待ちしてます

A：　はい、すぐ向かいますね＾＾

・・・

A：　こんにちわ。お待たせしました

B：　こんにちわ＾＾

（取引完了）

B：　まいどあり〜＾＾

A：　ありがとうございました＾＾

と、このように微笑ましい？会話が成立していますね。では上と同じ文章をちょっと語尾を変えてみましょう。

会話パターンB

A：　武器売ってくださ〜いｗ

B：　ありますよｗ

A：　おいくらですか？ｗ

B：　１Kでいいですよｗ・・・（１K＝１０００）

A：　買いますｗ

B：　では、倉庫でお待ちしてますｗ

A：　すぐ向かいますねｗ

・・・

A：　こんにちわ。お待たせしましたｗ

B：　こんにちわ〜ｗ

（取引完了）

B：　まいどあり〜ｗ

A：　ありがとうございましたｗ

さて、この会話をみてどう感じますか？アホ同士の会話にしか見えないのは私だけではないでしょう。この他に謝罪発言の「すいません」や「ごめん」の語尾に「ｗ」を付ける人がいます。それはどう考えても謝罪をしているようには感じられませんよね？

ただ、会話パターンBを見ても疑問を感じない人は「ｗ」の使い方が間違っています。疑問を感じなかった人は「ｗ」＝（笑う）として読み直してみてください。

一般的な解釈では「ｗ」＝「笑う」が通例です。（※笑う＝微笑むではありませんよ！）

例えば会話中に誰かが冗談を言ったとします。

会話パターンC

A：　ふとんがふっとんだ！！

B：　ぶっｗ

C：　あははｗ

D：　ｗｗｗｗ

E：　はは・・・(^^;

F：　つまんね〜よっｗ

A：　Eさんも笑ってくれ〜ｗ

という会話が成立します。Aさんがジョークを言い、B・C・Dさんは笑いを表現、Fさんは笑いながら「つまらない」と突っ込み、Eさんは冷笑。そこでAさんがEさんに冗談で笑いを求めるといった会話の流れです。ここで注目すべきはFさんの発言です。もし語尾に「ｗ」が付いていなければAさんが受けるイメージは「げ、マジで怒ってる・・・・」となりますが、「ｗ」を付けることで笑い話となっています。

この場合、「ｗ」＝笑い、（＾＾；＝汗　という表現となりますね。

以上の会話パターンで分かるように「ｗ」とはリアル会話では笑いながら話している状況を表すために使用されるもので、なんでも「ｗ」を語尾に付ければ良いものではないのです。

「ｗ」＝（＾＾）ではありません！

ですから感謝や謝罪発言の語尾に付けると相手を馬鹿にしている表現となり、面白くも無いのに「ｗ」が語尾にあると「なにが面白いんだ？」「馬鹿にされてる」と相手に思わせてしまいます。

よく「ｗ」を使う人は嫌い！という人がいますが、おそらくは使い方を知らない人と会話した際に嫌な思いをされた方ではないかと思います。

使い方次第で「ｗ」はとても便利です。せめてここを読んだ方だけでも不快感を与えない使用方法で楽しい会話をしてください。

※ここに掲載した文面は私が個人的に感じた内容であり、全ての人に対して有効とはいえません。また、この内容に関して議論するつもりもありませんので「違う！」と感じた方は無視して下さい。